薔薇の香り…
今月も待ちに待った鈴木先生の“バラの庭づくり”セミナー
秋の大苗発売に合わせ新品種の特性紹介や
品種選びに役立つ特性を たっぷりと教えて戴きました
そして、わたしにとって なによりの収穫は先月 秋バラを愛でにきた際、
偶然に遭遇した「香り採取実験」のその後を お聞きできた事
朝から夕方まで一日中、袋がけされたバラたち…
そこから伸びたチューブの先には何やら高そうな機械 w
『香り採取実験をしています 触らないでください』
そう書かれた注意書きに興味津々ワクワクドキドキー
園内を散策していると、お仕事中の鈴木先生を発見
友人と遠巻きに様子を窺っているとこちらに気づいてくださり、
「鼻では判らない香りの成分を分析するんですょ」
そう教えて頂いたものの、香りを分析するってどういうこと?
嗅ぐ人によって その表現は様々な“薔薇の香り”
同じ香りでも感知できる人とできない人がいるし、
ある人には好きな香りでも、好みじゃないという人も。。
職業柄興味があって取得した■アロマテラピーアドバイザー。
そういえば試験勉強では ほんの触りだけだったけれど
精油の香り主成分(ゲラニオールやらリナロールやら)について
必要以上に調べまくったっけ…(試験まで時間もないのに、ね)
レモン、グレープフルーツ、ラベンダー
聞いただけで香りを想起できるのは一言でいえば“経験”
幾度となく嗅いで 体感してきた“記憶”であって、
すっぱい、爽やか、甘~い香り…という表現でも
「だいたいそんな感じ」で共有共感できる一般的なもの。
じゃあ、嗅いだことのない素晴らしい香りはどう表現すればいい?
鈴木先生に薔薇の香りについて伺うと、
「香りの専門家でないから いい加減な答えはできない」
と実直な前置きをされた上で、いつも素敵なヒントを戴ける
今回の「実験」では まさに、専門家による成分分析によって
薔薇の香り、その中味を具現化(星評価)してくれるのだ
その場に居らしたのは、実は、京成バラ園ガーデナーさんの他、
化粧品メーカー○生堂の方々、高○香料の方々だったそう。
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薔薇のパルファム 著者:蓬田 勝之 |
先週、図書館で借りて読み始めたばかりのこの本。
著者は既に勇退され、各団体・講演でご活躍の第一人者
香りの代表選手たちについて語られるばかりでなく、
薔薇に携わり功績を残してきた人物に多く触れています。
今日のセミナーは新品種の香り成分や 星評価も
少しだけご披露いただけて目からウロコでしたぁ
そうそう、本日のローズガーデン、
先日はポチポチ咲きだったERが花盛りでしたょ~
大好きな香りの品種たちに囲まれて浮かれまくりw
花ばかりでなく実もたーくさん 可愛いですね
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コメント
葉月さん、こんばんは
ポプリ作りなんて乙女チックで素敵ですねぇ…
いつも親から男の子に生まれた方がよかったのに…と嘆かれてました
まさかバラにハマるなんて誰しも思わなかったでしょうねぇw
わたしの幼少期なんて泥んこまみれでケガばかり
歴史を知れば知るほど憧れのバラが増えてしまって嬉しいやら、悩ましいやら…
投稿: かなちょん | 2008/11/10 01:37
こんばんは♪
薔薇のパルファム、愛読書です。
かなちょんさんはアロマの資格をお持ちなのですね。
私は子供の頃、ポプリ作りに夢中で、色々な香料を
収集していたので、今でも香りはインプットされてます。
ミルラの樹脂なんかも持ってたんですよ。
バラを育てだしたのもそのころで、まず香りから入ったんです。
バラって勉強していくと、歴史とか化学的なこととか
色々奥が深くて、どんどんはまってしまいますね。
投稿: 葉月 | 2008/11/09 00:02